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労働審判費用を捻出について
労働審判までの費用捻出方法について説明します。
労働審判費用を捻出するには?
基本的にですが、すでに前述しているとおり
1円もかけずに労働審判をするのは現実的に不可能です。
解決期間も1日〜3日で済むようなことでもありません。
会社と対決するのであれば
今後も今となにも変わらない業務が出来るかどうかも怪しいですからね。
となれば、前持った資金確保、つまり
貯金が必要ということです。
これは労働審判費用だけに言えたことではないですが、
よく頂くメールで、「会社に勝てさえすればそれでいい」という
その場の感情だけを最優先させた内容をいただきます。
その度、正直いつも思っています。
その先の生活はどうするの?って。
個人で労働審判をして経費を抑えて、
なんとかかんとか会社から要求に近い請求できた。
・・・で、その後の生活は?
それなりの貯蓄をしているのであればしばらく大丈夫でしょうが、
貯金3万円ぐらいというような人は
生きていくためにお金が必要だということを
もう少し冷静に実感してくださいね。
上記の「労働審判費用」「解決期間までの生活費」「解決後の生活」という
生きていくための資金を踏まえた具体的な費用捻出方法としては
現実的に考えて大きくこの3つでしょう。
@資金が貯まるまで我慢
A一時的にローン会社からのキャッシングでしのぐ
B他バイト・再就職口を探す
@に関しては、ほとんどの人が耐えられないでしょうね。
貯金できる・できないということでではなく
それまで会社に我慢できないだろうという観点から、です。
Aは、まあ一般的な社会人なら
こういう状況でなくても利用していますので
ブラックリストなど変なことになっていない限り、
借入はベターな方法だと思います。
また、車などそこまで使用頻度が高くないという場合は
いっその事売り払って資金に変えるというのも
アリかもしれません。
Bに関しては、会社を辞めるにしろ
これから生きていくためには仕事をして賃金をもらう必要があります。
当然Aを行った場合、返済という必要もあるので
なんにしろ今のうちから探しておくべきです。
こういうサイトは、すぐに働きたい状況の場合に活用する方が多いようです。職種も豊富ですので、次の就職先のつなぎとしても非常に助かります。
職安などと並行して利用していきましょう。
繰り返しになりますが、
労働審判で会社に勝つことが全てではありません。
勢いで進めるのではなく、その先のあなたの人生も
ちゃんと並行して準備していきましょうね。
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