労働審判　注意点　邪魔なものを排除

労働審判の注意点について説明しています。



ここからは審判中にできる、「具体的な勝つためのテクニック」を紹介します。



その前に、あなたの勝ち負けの定義はなんなのか、もう１回確認してほしいんです。

全ては勝つためにやってきたのに、それを邪魔する「あるもの」が立ちはだかるから。





「欲」

 

これは人間だったら全員持っているもの。

これのせいで、人生台無しになる人が多いのが現実。

ギャンブルがいい例で、あれは「欲」以外のなにものでもないです。





労働審判中、この「欲」が出てくることは間違いないでしょう。



「１００万円・・・いや１１０万円いや１５０万円・・・」



私は大丈夫！と思っていても、まあたいがいの人は誘惑されるでしょうね。
勝ちの定義があいまいな人ほど、否応にもそうなっちゃいます。



あとでちゃんと説明しますが、基本的に金銭交渉は上限額からスタートです。

オークションなんかとは逆です。
あなたの勝ちの定義が１００万円だったら、請求するのは２００万円。
この２００万円から下げていく形でないと、交渉は成立しないと考えてくれていいです。



もし金額を上げた場合や何1つゆずらない場合、
審判委員会の心証はどんなものかを考えたらわかりますね＾＾



「こいつ、欲が出てるな！正当な請求っていう感じじゃないぞ？！」
「歩み寄りしないって・・・和解する気がないのか？！」



こうなると労働審判で勝つための心証に大ダメージを与えてしまいます。

この邪魔な「欲」を排除するために、「勝ちの定義」をしっかり持っていてください。