未払い残業代の請求方法　　タイムカード

未払い残業代請求方法のタイムカードについて説明しています。

タイムカードがなかったら？

 

タイムカードは導入していますか？

私の場合はそのタイムカードがなくて、
自分の勤務状況を証明するのに、多少苦労しました。



出勤時に会社のPCで出勤報告メールを送信。
退勤時にも会社のPCで退勤メールを送信。

これがタイムカード替わりだったんですね。



もしかしたら、会社はわざとそんな
「勤務状況がわかりにくいシステム」
を導入していたのかもしれません。



そういう場合は、
そのメール送信時刻を全て洗い出し、記録します。

そういう出退勤報告の場合、
おそらく本社や事務所から離れた場所で勤務していると思いますので
会社にばれずに調べることができると思います。



そして、全部じゃなくていいので
「あなたが調べた記録の正当性を示す証拠」が必要です。


定時に退勤報告やタイムカードを押していたとしても、
残業していたという物的証拠・・・



例えば会社のPCメール送信記録や時計が入った社内を写した携帯カメラ写真とか。



これらをいくつかとっておくと、
日常的に残業が行われていたと印象付けるのに大きく役立ちます。



もちろん印象付ける相手は、会社であり労基署であり労働審判委員会の人達。



私の場合は「業務報告書」という、
毎日の業務内容を記録し提出していたものを使いました。





タイムカードのコピーが取れない・・・

 

タイムカードがコピーできないっていう人が結構いると思います。
これについても、考え方は一緒です。



「見れない・コピーできない証拠を作る」



1部を写メるだったりしたらいいです。

もし写メをとるとき何か聞かれて言い訳したいのなら、
「浮気疑われて」とか「親に夜遊びするなって注意されて」とか。



全部を信用させるための、1部の物的証拠があれば、
「勝ち」は格段に高くなりますよ。








未払い金額の計算

 

それで、あなたが調べた勤務状況をもとに
いくら支払われていないのか？を詳細に計算します。

このサイトではその計算方法を載せていないのであれなんですが・・・



私が使ったファイルを渡そうかと・・・


ん〜〜〜、やめておきます。

月給・日給・時給・年俸制などいろいろありますので、
変なことしない方がいいですね。＾＾；





それで、計算して出した、本来支払われるべき給与と給与明細書を見比べてください。
いったいいくら支払われないでしょうか？



そう。それが未払い金額です。



証拠である給与明細書は、出来るだけ多くあった方がいいですね。
これは、実際に会社があなたに対していくら支払っているのか？
という証拠ですので。

特に説明はいらないですね。






私独自であった方がいいと思う証拠

 

この2つをピックアップしましたね＾＾



「交渉記録」っていうのは、その名の通り
会社とのやり取りの記録。

証拠作成のときに話したメールだってそうですし、
ボイスレコーダーに録音した内容でもそうです。


交渉記録は、あなたの個人的感情を込めて作成するのではなくて、
起こった出来事のみを記録することで、見る方も心象を損ねることなく
客観的事実として受け止めやすいです。








あと「日記風の記録」は、まさに日記。
「経緯記録」と名付けましょうか。

これは「交渉記録」とは逆で、あなたの感情を込めて書き綴ります。



労働審判で証拠として出すんですが、
これはあくまで
審判委員会の心象をよくするものだと思ってください。

表向きにはただの日記。
でも私の思いを知ってもらうために提出しました的な感じで。



事実かどうか？という客観的な証拠にはなりませんが、
あなたがこれだけ悩んでいる、怒っている、つらい目に合っているという
少なくとも想いは感じ取れるはず。
良い表現ではないですが、同情をかうということ。







あと補足ですが、
会社HPの社員（アルバイト）募集ページ。

これが雇用契約書とか実際の勤務状態と違うならば、
証拠としてプリントアウト。

いかに会社が嘘ばっかり言っているのかっていう
心証を動かすものになりますよ＾＾